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Summary

今回のCommunication Tech Conference 2022では、2日間に分けて「今起きている変化」「これから起きる変化」という切り口で、
​各分野の先進的な取り組みを行われている企業による特別なセッションをお届けします。​

DAY 112.8(木)"今起きている変化"

石井 智宏

モビルス株式会社
代表取締役社長

プロフィール

オープニングセッション
10:00~

伊藤 穰一​ 氏

株式会社デジタルガレージ
取締役 共同創業者
チーフアーキテクト
千葉工業大学
変革センター センター長

プロフィール

基調講演
10:20~

web3がもたらす社会改革

ブロックチェーン技術に基づくインターネットの新たな発展段階であるweb3が、急速に社会に浸透しています。
web3は、技術やガバナンスの面でまだ多くの課題を抱えていますが、今まで不可能だった様々な活動を新たに可能とし、透明性が高く、説明責任を果たせる、アクセス性の高い社会を作れる可能性を秘めています。

宮内 謙 氏

ソフトバンク株式会社
代表取締役会長​

プロフィール

基調講演
11:10~

Smart&Fun! テクノロジーがつなぐビジネスの可能性

テクノロジーの進化で「人と人」「人と企業」「企業と企業」のつながりが変わりつつあり、そこに新たなビジネスが生まれています。ソフトバンクにおいてもグループ企業のつながりで様々なソリューションをお届けしています。また最近では多くのアジアのZ世代とのつながるメタバース空間「ZEPETO」でのビジネスも開始しました。 本講演ではこれら最新テクノロジーとテクノロジーがもたらす「つながり」を事例を交え紹介いたします。

清水 貴裕 氏

ベルフェイス株式会社
アライアンス本部長
シニアアカウントエグゼクティブ

プロフィール

テーマセッション
12:00~

テクノロジーで実現する、最新の「見える」コンタクトセンター

昨今、コールセンターを取り巻く状況は目まぐるしく変わっています。コロナ発生直後の拡大、WEB化・自動化に押されての縮小、そしてIT化にゆっくりと市場を蝕まれていく現状。コールセンター市場は、このまま縮小の一途を辿っていくのでしょうか?すでに課題は明確であり、今後何をするべきなのか、答えを見出している先進企業は存在します。では、いま現状の課題は何で、今後、具体的に何に取り組むべきでしょうか?顧客が置きざりになったDX化を、ヒューマンタッチCXで変えるご提案。

池上 英俊 氏

株式会社PKSHA Communication
Conversational AI統括本部
本部長 執行役員​

プロフィール

テーマ講演
12:55~

〜自動化から能力拡張へ〜 近未来のカスタマーサポートとAIのあり方

コンタクトセンター領域では、対話AIソリューション活用が進んでいます。しかし、まだ定型的な処理や応答のみに活用がとどまっている企業が多いのも事実。このセッションでは、AIが自動化や効率化だけにとどまらず、オペレーターの能力拡張を実現する技術開発状況や最新のプロダクトをご紹介します。2~3年後を見据えて今から取り組むべきカスタマーサポートの在りかたについて、シェアNo.1のカスタマーサポート向けオールインワンAI SaaSを提供するPKSHA Communicationがお話します。

西田 圭嗣 氏

株式会社サイシード
CTO

プロフィール

テーマ講演
13:15~

一点突破のDX、あるいはDXを成功させるための唯一の方法

デジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性が叫ばれる今、多くの企業が何らかのテーマでDXの実現を目指していると思います。しかし、いざDXプロジェクトを始めると、既存のシガラミに足元を掬われ、遅々として進まないという話をよく耳にします。DXはまさに、言うは易く行うは難しのプロジェクトです。本講演では、それへの唯一の解として、シングルイシューのDXを提唱します。狙いを定めて既存のシガラミを一点突破し、その実績をもとに他へと横展開していくことで、組織全体のDXを実現する方法論を語ります。

深田 浩嗣 氏

株式会社Sprocket
代表取締役

プロフィール

テーマ講演
13:35~

「使い勝手のいいサイト」はもう古い?5万回のA/Bテストで見えた「先回りする体験」とは

Sprocketはリアルタイムに収集したユーザーの行動データからパーソナライズされたWeb接客を実施することで、コンバージョンを最適化するプラットフォームを提供しています。弊社はこれまで、導入企業様と共にカスタマーサクセスチームが5万回を超えるA/Bテストを通じてユーザーの行動変容を実践してきました。この実践からの学び、及びコロナ禍でのオンラインユーザー層の多様化を踏まえると、ユーザーの自己解決力に頼ることを前提とせずに体験を設計する必要があると痛切に感じています。Sprocketが考える新しいコンセプトが「ユーザーを先回りする」という考え方です。ユーザーは実に様々な理由でサイトを離れてしまっており、その対処はユーザー単独では困難です。離脱を先回りしてユーザーの意に沿う体験を提供するためのコツと事例をお話します。

金澤 光雄 氏

株式会社エーアイスクエア
営業部
ジェネラルマネージャー

プロフィール

テーマ講演
13:55~

自然言語処理活用をドライブさせる新たなサービス開発~精度とユーザビリティの両立~

自然言語処理の技術開発が進み、企業と顧客のコミュニケーションでも、問い合わせ受付において活用が進んでいます。問い合わせ受付において使いやすいテキストを入手するには「上質なデータ取得」が重要です。弊社では、例えば「話し言葉をきれいな書き言葉へ変換する機能」など、最新の機能開発を行っており、最新の技術動向と合わせてお話します。さらに、技術だけでなくユーザービリティにこだわった開発背景など、サポート窓口のリアルと、これから築きたいサポート業界の未来についても交えてお伝えします。

テーマセッション
14:15~

Web3とメタバース

Web3の世界において、コミュニケーションや社会はどう変化するか。 電話が主なコミュニケーション手段であったアナログ通信の時代から、GAFA等 のグローバルプラットフォーマーが独占的なポジションを持つWeb2まで、 コミュニケーションの変化が社会を大きく変革させてきました。 Web2における「特定企業による個人情報の集中管理」が当たり前だった時代から、 本人が自身の個人情報を管理する、分散を前提としたWeb3への移行が期待されています。

本セッションでは、Web1からWeb3への変遷を振り返るとともに、社会変化 と共に現れる前例のない課題/変革に対して解決策を提示してきたアクリートとモビルス が考える「Web3の姿とそこに横たわる課題」についてコミュニケーションという視点 から議論を展開して参ります。

田中 優成 氏

株式会社アクリート
代表取締役社長

プロフィール

佐藤 浩之 氏

Ridgelinez株式会社
イノベーション&ビジネスクリエーション
プリンシパル​

プロフィール

浦田 泰裕

株式会社アクリート
取締役
セールス&パートナーシップ部 部長

プロフィール

武者 昌彦 氏

ジェネシスクラウドサービス株式会社
ストラテジック・ビジネス・コンサルティング・ディレクター

プロフィール

テーマ講演
15:10~

AIが生み出す共感性のあるユーザーと企業のコミュニケーション

ユーザーと企業のコミュニケーションのデジタル・シフトやAIボットによる自動化が急速に進みつつあります。一方で、機械的な画一的な対応、チャネルごとに分断された一貫性のない対応など、顧客体験においては新たな課題が発生しているのが現状です。お客様の状況を的確に理解し、人間がするようなパーソナライズされたコミュニケーションを企業レベルで実践するにはどうしたらよいのか?AIをはじめとしたテクノロジーを活用した共感性のある顧客体験を提供するための手法をご紹介します。

大柳 伸也 氏

株式会社アドバンスト・メディア
取締役 執行役員 事業本部長

プロフィール

テーマ講演
15:30~

「忙しい人」が求める、音声によるコミュニケーション変革とは

最も自然なコミュニケーション手段は”声”。人と人のコミュニケーションはもちろんのこと、人とキカイのコミュニケーションにおいても音声の存在感は日に日に増しています。その特徴は何といっても便利さと早さ。ビジネスシーンや日常生活において、キーボードをタイプしたり、マウス操作や画面タッチすることなく簡単に自らの意思を伝え、求める情報を得ることができる音声の利便性が再認識されつつあります。忙しい人ほど実践している音声コミュニケーションとは。その一端をご紹介します。

DAY 212.9(金)"これから起きる変化"

橋谷 義典

クオンタムリープ株式会社
代表取締役副会長

プロフィール

オープニングセッション​
10:00~

國光宏尚 氏

株式会社Thirdverse / 株式会社フィナンシェ
代表取締役CEO

プロフィール

基調講演
10:20~

次世代のエンタメはこれだ! VR・ブロックチェーンゲームの今と未来

約10年ぶりとなる大きなパラダイムシフトがやってきました。新たなテクノロジーはいつもゲームやSNSを通じて人々に浸透していきます。そしてそれは今回のメタバースやWeb3も同じです。今回はVRゲーム(メタバース)とブロックチェーンゲーム(Web3)のマーケットの今と、僕が代表を務める株式会社Thirdverseの事業事例を交えてお話しさせていただきます。

石井 基章 氏

ソフトバンク株式会社
法人事業統括
プロジェクト推進第二統括部 統括部長
兼) クラウドボイスサービス部 部長

プロフィール

特別講演
11:10~

コミュニケーションDX最前線 ~「声(コエ)」のデジタル化による新たな顧客体験とは〜

コエのデジタル化によるコンシューマ市場やビジネスにおける最近のTOPICをご紹介、このコエのデジタル化によるコミュニケーション進化、とその価値について解説いたします。 またソフトバンクグループ内の活用事例として、モバイルコア事業におけるLINE社の「LINE AiCALL」導入と効果について現場責任者と対談形式にて紹介いたします。

テーマセッション
12:00~

「人を惹きつける」メタバース・エコシステムを作るための3つのポイントとは?

物理的な制約のある現実世界とは異なり、いつでもどこからでもアクセス可能、かつ退出可能なメタバース空間では「どうやって人を惹きつけ続けることができるか?」が一つのカギとなってきます。このセッションでは、メタバース・エコシステムに必要不可欠な「コンテンツの魅力」「コミュニティーの治安」「ビジネスモデル」の観点から、サステナブルなメタバースの未来について検討して参ります。

モデレーター​

加藤 芽奈 氏

EY Japan株式会社
Client Technology Hub
ディレクター​

プロフィール

パネリスト​​

加藤 直人 氏

クラスター株式会社
代表取締役CEO

プロフィール

西尾 素己 氏

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
ストラテジック・インパクト​
パートナー

プロフィール

椎名 茂 氏

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
テクノロジー・コンサルティング
外部顧問

プロフィール

中野 英祐 氏

株式会社CyberMetaverse Productions
事業責任者

プロフィール

テーマ講演
12:55~

メタバースで未来のショッピングをあらゆる商取引の体験・価値向上を実現する

国内外のブランド企業がメタバース空間上での店舗展開に向けて動きが加速するなど、次世代の顧客接点や販売手法としてメタバース・NFT活用に注目が集まっており、実店舗、ECに次ぐ新たな商空間として「メタバース」でのマーケティングへの関心が高まってまいりました。バーチャルでサービスや商品に触れることによる体験のリッチ化、バーチャル接客やボディスキャンデータを活用したバーチャル試着など、実在するデジタルツイン店舗ではなくバーチャル店舗ならではの店舗が持つべき機能などについてお話します。

寺田 健彦 氏

ax株式会社
代表取締役社長

プロフィール

テーマ講演
13:15~

メタバース空間におけるアバターとAI技術の融合

市場規模が大きく拡大することが期待されるメタバースが、今後どのように発展していくかを、最新の技術トレンドをもとに予想します。特に、メタバース空間におけるコミュニケーションでは、空間を構成したり、参加者を体現するアバターが、重要な役割を担います。このようなアバターの生成や制御には、様々なAI技術が応用可能です。これらのAI技術を取り入れることによって可能となる、アバターを介した次世代コミュニケーションを考えます。

冨田 光欧 氏

ANA NEO株式会社
代表取締役社長

プロフィール

テーマ講演
13:35~

旅のメタバースからはじまる新たなライフスタイル提案への挑戦

ANA NEOが提供予定の「ANA GranWhale」は、日本や世界の素晴らしい旅先や文化をVR技術によって再現することで、後世に伝承しながら、安全・快適に楽しんで頂けるメタバース旅行サービスです。人類は旅をし続け、リアル体験に感動を見出し続ける。 バーチャルがリアルに置き換わることはないという本質に寄り添いつつ、メタバース空間でこそ発揮される「旅」の価値を構築する取り組み、そしてその先に広がる新たな可能性についてご紹介いたします。

吉田 和友 氏

NECネッツエスアイ株式会社
ビジネスデザイン統括本部 ビジネスデザイン戦略本部
本部長

プロフィール

テーマ講演
13:55~

メタバースはビジネスの「場」を変えることができるのか?

メタバースはデジタルで構築された仮想空間、主に買い物やアバターに象徴されるゲームなどのイメージが強いのではないでしょうか。しかし、時間も場所も国も超えて交流、共有できるデジタル空間は、これからのイノベーションを生み出していく企業の枠組みを超えた新しいビジネス共創空間になる可能性があります。当社でトライアルしている組織を超えたプロジェクト活動を、デジタル空間で実践している事例を紹介しながら、ビジネスメタバースの持つ可能性について考察したいと思います。

森本 典繁 氏

日本アイ・ビー・エム株式会社
常務執行役員 最高技術責任者 兼 研究開発担当

プロフィール

テーマセッション
14:15~

The Future of Computing

時代を変える様な新しい技術は、社会からの期待が高まれば高まるほど進化していきます。一つの新しい技術が登場し、その可能性を目のあたりにすると「これならあれもできるのではないか」という想像力や期待が膨らみます。こうしたポジティブなうねりがさらなる関心を呼び、結果として技術が進化していくのです。本講演では、コンピューティングの技術に対する需要とその応用について触れ、最近の技術の進化について紹介してゆき、コンピューターと社会を取り巻く未来について展望します。

佐藤 一雅 氏

ジャスミー株式会社
代表取締役

プロフィール

テーマ講演
15:10~

ブロックチェーンとIoTで世界が変わる

Web3の正体を見た者はいない。Internetを普及の初期段階から見てきた人間のひとりとして、独自の目線でその本質や原動力を解き明かすことで、Web3の正体に迫ります。加えて、Web3の重要なキーファクターとして、ブロックチェーンとIoTを取り上げ、その役割を明確にすることで、ジャスミーが唱える「データの民主化」の果てしない可能性とそこから始まる豊かな社会と新しいエコシステムについてご説明いたします。

Entry

本カンファレンスに参加をご希望の方は、以下ボタンよりお申し込みください。
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  • ※登録完了後、しばらく経っても自動返信メールによる案内が届かない場合、
    事務局(ctc2022@mobilus.co.jp)までメールにてお問い合わせください。

配信は終了しました

Outline

名称: Communication Tech Conference 2022
日時: 2022年12月8日(木) 10:00~16:00
    12月9日(金) 10:00~15:40
参加費: 無料・要事前登録
会場・方式: WEBでのオンライン配信
(専用プラットフォーム「eventos」)
主催: モビルス株式会社、クオンタムリープ株式会社
協賛: ソフトバンク株式会社
EY Japan株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社
ベルフェイス株式会社
株式会社アクリート
株式会社アドバンスト・メディア
ax株式会社
ANA NEO株式会社
株式会社エーアイスクエア
株式会社サイシード
株式会社CyberMetaverse Productions
ジェネシスクラウドサービス株式会社
ジャスミー株式会社
株式会社Sprocket
株式会社PKSHA Communication
NECネッツエスアイ株式会社
bravesoft株式会社

石井 智宏

モビルス株式会社
代表取締役社長

1998年 早稲田大学卒業。2009年 ペンシルバニア大学ウォートンMBA取得。ソニー株式会社にて11年間ラテンアメリカ市場におけるセールスマーケティングに従事。パナマ赴任中には、5ヵ国語のエスカレーションコールを受け取るカスタマーサポートおよび電話セールスセンターの構築を行う。その後、ソニー元社長兼会長 出井 伸之氏が設立したクオンタムリープ株式会社のエグゼクティブパートナーとして、企業の海外進出を実行支援。

2014年モビルス株式会社に参画、代表取締役に就任。「The Communication Tech Company」をミッションに掲げ、受託開発中心のビジネスから業態チェンジをし、主力製品であるチャットシステム「モビエージェント」やチャットボット向けのAI教師データ管理・継続的な学習を支援するAIツール「モビコンソール」をリリース。国内大手パソコンメーカーや生命保険・金融など大規模コンタクトセンターを有する企業や自治体を中心に、カスタマーサポートを高度化するソリューションを提供。

2018年、チャットボット売上シェア1位(※ITR「ITR Market View:ビジネスチャット市場2018」より)を獲得。 2019年6月には、LINEが提供する各種法人向けサービスの販売・開発のパートナーを認定する「LINE Biz-Solutions Partner Program」の「LINE Account Connect」部門において、特別賞「 Chat/Voice Award」を受賞。

コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
Support Tech Companyとして、企業とユーザーにおけるサポートコミュニケーションのDXを推進しています。 目指しているのは単にデジタルで繋げるだけではありません。オペレーションを担う方々の負荷を下げつつ、ユーザーの利便性を向上し満足度を上げていくことを目指しています。サポートコミュニケーションにおける技術革新は目まぐるしく、当社はその最前線の企業でありたいと頑張っています。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
本カンファレンスのテーマの一つであるメタバースは個人的にも大変興味を持っています。その空間内における人の一挙手一投足すべてがデジタルデータとして把握できる世界が実現したとき、どの様なサービスが可能になるのかを考えると大変ワクワクします。VRやARなど今後のインターフェースの進化スピードがどうなっていくのか。その時、企業や自治体のサポートはどう変化していくのか。先取りで考えていきたいです。
ご視聴いただく方へのメッセージ
基調・特別講演にご登壇いただく方々、セッション&講演パートでご登壇いただく企業様、これ以上ないぐらいに豪華な顔ぶれとなっています。コミュニケーションテクノロジーの進化が、我々の生活をどう変えていくのか。本カンファレンスを通じて、皆様の想像力を搔き立てて頂ければと願っています。一緒に楽しみましょう。

伊藤 穰一​ 氏

株式会社デジタルガレージ
取締役 共同創業者
チーフアーキテクト
千葉工業大学
変革センター センター長
デジタルアーキテクト、ベンチャーキャピタリスト、起業家、作家、学者として主に社会とテクノロジーの変革に取り組む。民主主義とガバナンス、気候変動、学問と科学のシステムの再設計など様々な課題解決に向けて活動中。2011年~2019年、米マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボの所長を務め、デジタル通貨イニシアチブ(DCI)の設立を主導。クリエイティブコモンズの取締役会長兼最高経営責任者を務め、ニューヨーク・タイムズ、ソニー、Mozilla財団、The Open Source Initiative、ICANN、電子プライバシー情報センター(EPIC)などの取締役を歴任。テクノロジー、哲学、建築など幅広い視点からWeb3と社会の関わりについて発信するポッドキャスト「JOI ITO 変革への道」を放映するほか、Web3の変革コミュニティで様々な実験に取り組んでいる。今年6月「テクノロジーが予測する未来 web3、メタバース、NFTで世界はこうなる」を出版。
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
私は、会計や金融、法律は、人間の活動を調整するためのプロトコルであると考えています。現在の資本主義や民主主義のシステムは、金融や法律のプロトコルから発展してきました。ブロックチェーンやweb3は、DAOや新しい形の組織化や調整手段の可能性を開放し、より多くの人々が統治、経済、組織化に参加できるようになると信じています。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
web3やブロックチェーンに興味があります。これらはDAOをはじめとする多くの新しい活動を可能にし、これまで不可能であったコミュニケーションチャネルを通じた価値の管理や移転を可能にします。
ご視聴いただく方へのメッセージ
日本政府は、経済の再起動、スタートアップの支援、地方自治体や地域の支援などを行うためには、web3が必要不可欠であると表明しています。多くの人は、web3を単なる流行語やバズワードだと捉えたり、あるいはその意味を認識していなかったりするかもしれません。しかし、その意味するところを理解し、それがもたらす機会とリスクを把握することが重要なのです。また、今できることと数年後にできることを意識し、短期的な影響を過大評価したり、長期的な影響を過小評価したりしないことも重要です。

宮内 謙 氏

ソフトバンク株式会社
代表取締役会長​
1984年㈱日本ソフトバンク(現ソフトバンクグループ㈱)入社。
1988年に同社取締役に就任後、常務取締役を経て現在、取締役を兼任。
1999年ソフトバンク・イーシーホールディングス㈱代表取締役社長に就任。
2003年1月にソフトバンクBB㈱(現ソフトバンク㈱)取締役副社長に就任し、 2015年4月に同社代表取締役社長に就任。
2021年4月からは同社代表取締役会長に就任し、グループ全体を統括。

清水 貴裕 氏

ベルフェイス株式会社
アライアンス本部長
シニアアカウントエグゼクティブ
ベンチャーから東証一部上場グループと横断して、0→1の立ち上げを中心に新規事業責任者を歴任し、100社以上の営業支援や仕組み化に携わり、スピンアウトも経験。ベンチャー企業の取締役も歴任し、3年で売上5倍、社員数100名規模にまで育てた。 数十社の営業コンサルテイングを行ってきた経験を活かし、2019年に同社入社後、事業企画室長、エンタープライズ営業本部長を歴任し、現在ではアライアンス本部長として事業提携・パートナー展開の総責任者として活躍。
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
企業にとってユーザーとのコミュニケーションが適切に行われることは重要かつ顧客満足度や売上に直結することは誰も理解しています。しかしこれからの社会において、距離・時間・環境が複雑であったり個人差が出ていく中で、適切なコミュニケーションが取りづらく、かつ複雑化しています。その中で、電話コミュニケーションのマーケットは聴覚的なコンテンツ情報だけになるため、どうしても対面よりも訴求力が薄くなります。店舗の統廃合が多くなされている社会環境もあり、当社はそれらに代替される誰にでも使える電話を拡張するサービスを提供し、もっと手軽でかつ適切なコミュニケーションがとれる社会を目指しています。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
コミュニケーションを強化するテクノロジーの1つとして、オンライン面談時にアバターが使えるか、という相談がちらほら散見されるようになりました。中途半端なアバターならないほうがいいような気持ちだったのですが相談が一定あるので気になっている領域です。日本ではこれといった代表的なツールがないイメージですが、海外にあるアバターを簡単に生成し、オンライン面談時に表示させられるアプリケーションについては気になっています。
ご視聴いただく方へのメッセージ
昨今営業や接客シーンでオンラインツールが利用されるようになりました。しかし、電話を起点にしたコミュニケーション・センターを持つ企業にとっては「オンラインが毎回必須」なわけではなく、電話業務はやはり電話で終わらせたい、とはいえ用途によりオンラインを使いたかった、という要望が多くあります。多くの金融機関が当社を選ぶ理由でもある「WEB会議ツールとの訴求点の違い」を感じていただけると幸いです。

池上 英俊 氏

株式会社PKSHA Communication
Conversational AI統括本部
本部長 執行役員​
トランスコスモスの新規事業開発部門にて、M&AやDXのプロジェクトマネージャーを歴任。RPAホールディングスでRPAやAIの導入コンサルタント・セールスに従事。海外事例を学ぶ中で機械学習・自然言語処理の可能性を感じBEDOREに入社。BEDORE入社後はセールス・事業開発のほか、導入プロジェクトのマネジメントにも従事。2022年4月より、執行役員として株式会社 PKSHA CommunicationのConversational AIビジネス本部を統括する。
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
AIが人と人とのコミュニケーションを「なめらか」にしていくことを目指しています。 特にインターネットの発明以降、SNSなどのテクノロジーは社会の分断を深刻化したり、または特定個人が攻撃されたりと、テクノロジーは人と人とのコミュニケーションを必ずしも良い方向に導くことができていません。 AIが人と人とのコミュニケーションにソフトに介在していくことで、こういった分断や悲劇を減少させていくことを最終的には目指しています。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
脳コンピューター・インターフェース
イーロン・マスクのニューラリンクが有名ですが、それ以外でも電極を埋め込むことで、ALSにより全身麻痺になってしまった方が、脳波を活用してコミュニケーションすることに成功している事例などが発表されています。 ニューラリンクなどの思想には賛否両論あると思いますが、こういった脳コンピューター・インターフェースを活用したコミュニケーションは近い将来当たり前になっていくと思っており、この過程で人のコミュニケーションをAIが補うようなことが一般化していくと考えているため注視しています。
ご視聴いただく方へのメッセージ
AI(アルゴリズム)や技術の話だけではなく、AIの使い方・事例などに触れた有意義なプレゼンテーションになるよう準備しておりますので、ぜひご視聴いただけると嬉しいです。

西田 圭嗣 氏

株式会社サイシード
CTO
スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)コンピュータサイエンス学部修士課程修了。画像認識および自然言語処理を専門とするAIエンジニアとして研究開発に従事。株式会社サイシードでは、CTOとしてAI関連製品の開発チームを率いると共に、コロナワクチン接種プロジェクトの開発部門を統括。現在は、政府・自治体のITシステムを先端技術と効率的な開発体制によって改革するためのプロジェクトの立ち上げに奔走中。
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
DXはプロセス全体の変革であるため、その影響範囲は往々にして複数の部署・組織に跨り、様々な関係者を巻き込む必要があります。しかし、複数組織間でコンセンサスを取ることは大変で、その調整によって進みが遅くなり、途中で頓挫してしまうケースがとても多いです。 その原因は、往々にしてコミュニケーションの齟齬にあります。一つの情報に対して各組織で別々の解釈がなされ、それを元に議論するため、お互いの認識が噛み合わないことが理由になります。そのため、情報のやり取りが共通の知識基盤に基づいて行われるようにすることが重要です。 我々のソリューションの一つは、その知識基盤の構築です。組織内の知識を集約したナレッジハブを展開し、関係する全員がいつでもそこにアクセスし、各所の最新の情報を取得できるような状態にします。そうすることで、組織内における共通認識を確立し、スムーズな合意形成を可能にします。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
ナレッジハブを実現するテクノロジーに興味を持っています。その要素技術の一つが情報検索です。特に、組織内に散在する様々な情報にどのように素早くアクセスさせるかというテーマは、技術的にもとても興味深いです。例えば、一般的に組織内の知識は、FAQ、wiki、議事録、マニュアル、管理表などのバラバラなコンテンツが、ドキュメント、表、スライド、動画などの様々な形式でまとめられています。それら全てのコンテンツから要約やキーワードを抽出し、ユーザーが一覧を見てぱっと判断できるようにすることや、中身を見ずとも要旨を把握できるようにすることには、とても価値があると考えています。その実現にはAI技術が鍵であり、サイシードではその分野の研究開発を積極的に行っています。
ご視聴いただく方へのメッセージ
本講演は、DXの推進に必要性を感じている経営者の方、DXプロジェクトに四苦八苦している担当者の方などにぜひ見ていただきたいです。一緒にDXに取り組み、組織の変革を達成し、生産性向上と新たな顧客価値の創出を実現しましょう。

深田 浩嗣 氏

株式会社Sprocket
代表取締役
15年にわたりモバイル領域でのデジタルマーケティングを提供しECを中心に200社以上のWebサイト立ち上げ・改善を実施。2014年、株式会社Sprocketを設立、Web接客手法でコンバージョンを最適化するツール「Sprocket」を開発・販売する。短期的なCVRの向上にとどまらず、中長期的なLTVの向上を支援することを目指している。 著書:『いちばんやさしいコンバージョン最適化の教本』(インプレス)ほか。 https://twitter.com/fukadakoji
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
企業が持つ思いや世界観をその企業の顧客に伝えていくこと、また顧客の企業理解度や好意度にあったコミュニケーションを企業が取れるようにしていくなど、両者間の関係性の成長に貢献したいと考えています。特に、企業の思いに顧客が共鳴するような濃い関係性を作ることができれば、一緒に未来を作る仲間としてお互いを見ることが出来るようになります。このような関係性が様々な企業と顧客の間に生まれてくるような社会を作りたいというのがSprocketの思いです。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
個別のテクノロジーというわけではありませんが、コミュニケーション領域においてNFT(Non-Fungible Token:代替不可能なデータ)の活用・浸透が企業と顧客の関係性をより深めていくポテンシャルがあるのではないかと考えています。実際は一般ユーザーへの浸透にはまだかなりハードルがあるのでそう簡単ではなさそうですが、NFTの持つ唯一性やオープン性を活かすことができれば、これまでは困難だった企業と顧客の信頼の作り方や関係性の作り方が生み出せるのではないかと期待しています。
ご視聴いただく方へのメッセージ
オンラインの体験として何を重視するべきか、世の中の動きとともにどんどん変わってきています。オンラインでの接客施策に基づくパーソナライズもその視点で見ていただくことで違った見え方になるのではないかと考えておりますので、ぜひ皆様にもそうした発想をご提供できれば嬉しいです。

金澤 光雄 氏

株式会社エーアイスクエア
営業部
ジェネラルマネージャー
大手テレマーケティング会社にて、製造業・小売業・通信キャリア・IT関連企業などを担当し、コンタクトセンターのアウトソーシングの提案やチャットボットをはじめとしたIT関連製品の企画営業に従事。 2016年、エーアイスクエアの創業メンバーとして参画。現在は営業責任者として、コンタクトセンターの高度化や効率化に向けたアセスメント・サービス導入のロードマップ策定・導入定着支援などを一貫して担当するとともに、各種AIサービスの開発企画にも参画。
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
サポート窓口においては、「困っていることをすぐに解決したい」というのがユーザーの一番の期待だと思っています。僕自身も経験がありますが、「つながらない」「すぐに解決しない」などの経験をするとストレスが溜まってしまいます。「幅広い範囲のことを、すぐに、分かりやすく回答すること」が非常に重要だと感じています。これは、有人対応でも自動対応でも同じことが求められています。DXが注目され、ボイスボットやチャットボットなどデジタルチャネルも増えている中、ユーザーのお問合せチャネルも変化してきています。弊社はユーザーの期待に応えられよう、技術や仕組みを駆使してCX向上の一翼を担っていきたいと思います。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
まだまだ日本では広がっていないかもしれませんが、個人的には、チャットコマースやカンバセーションAI、ソーシャルリスニング&チケッティング等は気になっています。特にチャットコマースは非常に気になっていて、発展すると「CtoCの解決プラットフォーム」のようなサービスが出てくるのではないか?と思っています。「日本は欧米の7年遅れ」など言われていますが、欧米ではこれらの技術やサービスが少し前から取り入れられているようで、気になっています。
ご視聴いただく方へのメッセージ
弊社は設立8年を迎えました。この8年で最新の技術をいち早くキャッチアップすることはもちろん、沢山の現場を見させていただき、現場で実際に働く方々が「システムに何を期待しているか」といった声をお聞きしてきました。音声認識システムは、既に多くのコンタクトセンターで導入されていますが、活用できている企業はあまり多くはないのではないかと感じています。登壇では、これまで経験してきた苦労話なども交えてお話できればと思います。

田中 優成 氏

株式会社アクリート
代表取締役社長
1993年立命館大学国際関係学部卒業後、総合商社トーメン(現 豊田通商)入社。欧州や東南アジア、中東にて電子機器の輸出入・IT系の新規事業企画やベンチャー投資プロジェクトに携わる。 2003年3月に、個人利用の目的で日本の携帯電話と海外のGSM端末でSMS(ショートメッセージサービス)の送受信が可能になるSMS配信事業をスタート。 2006年6月、ITベンチャー企業であるインディゴへの事業譲渡をきっかけに、2007年に同社へ転籍、サービス&ソリューション事業部GMとして、個人向けSMS関連事業の運営やマイクロソフト社のパートナー認定された自社開発サーバソリューション製品の企画販売、RPA関連事業に従事。 SMS関連事業では、2010年11月に法人向けSMS 配信サービス事業を立ち上げ、事業運営を担当。 2014年5月にはSMS配信サービス事業を会社分割(新設分割)し、株式会社アクリート設立に参画すると共に非常勤取締役に就任。 その後、2017年8月にインディゴよりアクリートに転籍、セールス&マーケティング部門ゼネラルマネージャー、専務取締役を経て、2019年1月に代表取締役社長に就任。 迷惑メール対策推進協議会(総務省)やフィッシング対策協議会(経済産業省)の技術ワーキンググループのメンバーとして「迷惑メール白書」と「フィッシング白書」の執筆も行う。

佐藤 浩之 氏

Ridgelinez株式会社
イノベーション&ビジネスクリエーション
プリンシパル
約25年にわたり、通信業界において放送と通信の融合や、アジアでのJV運営などさまざまな新規事業立ち上げに関わる。2009年以降、国内大手通信事業企業の海外子会社CEOを歴任。19年より同日本本社のマネージング・ディレクター、グローバル・パートナーシップ&イノベーション責任者を経て、現職。

浦田 泰裕 氏

Ridgelinez株式会社
取締役 兼 セールス&パートナーシップ部
部長
1997年NTT関西移動通信網(現NTTドコモ)入社、代理店向けシステムを担当後、PHS音楽配信のM-stage music、呼出音配信のメロディコールのサービス立ち上げとそれに伴うパナソニック、ソニー、伊藤忠商事との合弁会社設立を担当。 その後はタイをはじめとした海外企業との合弁事業立ち上げ、関西エリアの経営企画に従事。 2008年より出向し、マレーシアU Mobile Sdn Bhdにて3G携帯キャリア新規参入、タイMobile Innovation Co.,Ltdにて企業向けサービスの拡大(インドネシア、ベトナム等)に参画。 2013年に帰任後、海外出資先の経営管理、国内サービスのスマホアプリに関するApple社/Google社の対応、iPhone等の導入/マーケティングにおけるApple社とのパートナーシップを担当。 2019年8月よりアクリートのセールス・マーケティング部門ゼネラルマネージャー、2020年3月取締役就任。

武者 昌彦 氏

ジェネシスクラウドサービス株式会社
ストラテジック・ビジネス・コンサルティング・ディレクター
2022年7月にジェネシス入社。お客様のCX戦略立案、コンタクトセンター業務改善やIT戦略構築の支援を担当する。これまでシティバンク、AIG、J&J、ロイヤルカナンなど7社17のセンターを立ち上げ、業務改善、戦略構築、定着率向上、人材育成などをマネジメントとしてリード。顕著な実績を上げる。社長賞、コンタクトセンターアワードストラテジー部門賞ほか受賞多数。コールセンターの教科書プロジェクト共同主宰。
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
消費者と企業のコミュニケーションは、デジタル・シフトやAIやボットを活用した自動化が急速に進むだけでなく、質的な転換点にあります。消費者が企業に求めるものは単なる回答ではなく、自分の状況を理解した上での共感性のある対応です。ジェネシスでは、AIテクノロジーを駆使することでオンラインでの行動やデジタルおよび音声での会話からお客様の意図を把握し、企業レベルでの共感性のあるお客様対応を実現します。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
カスタマージャーニー分析のテクノロジーに注目しています。顧客接点が電話からWebやチャット、Eメールなどのデジタルへと拡大する中、顧客対応を顧客接点ごとではなく、カスタマージャーニー全体で評価することが重要になりました。一方で、部門間にまたがるカスタマージャーニー全体を俯瞰して、ボトルネックを発見・問題解決を進めるには非常に労力がかかっていました。コミュニケーションのデジタル化やAIテクノロジーの進化によって、各チャネルのデータ、顧客データ、企業内の各種データを統合したカスタマージャーニー分析がしやすくなり、問題解決までのスピードを大きく短縮します。その結果、顧客体験をリアルタイムで改善し、企業の強みへと進化させることができるからです。
ご視聴いただく方へのメッセージ
現在、コンタクトセンターにおける顧客対応は、テクノロジーを自社に合わせて使いこなしていくことが、そこで働く人達の能力を最大限に発揮し、顧客体験の向上や運営の効率化を進める上で重要になってきています。これまで7社17のセンターを立ち上げ、業務改善、戦略構築、定着率向上、人材育成などをマネジメントしてきた経験をもとに、課題に対してどのようにアプローチし、テクノロジーを活用して解決するかをご紹介します。

大柳 伸也 氏

株式会社アドバンスト・メディア
取締役 執行役員 事業本部長
2008年株式会社アドバンスト・メディア入社。コンタクトセンターおよび製造物流現場での音声認識システムの市場化に従事
2013年CTI事業部長に就任し、パートナー企業との連携強化およびコンタクトセンターにおける業務効率化・データ活用・応対品質向上など、人工知能を用いた新たな価値を創造
2018年より現職。事業本部長として国内事業を統括し、国内ビジネス領域における既存サービスの拡大に加え、2019年12月には音声認識プラットフォームの立ち上げを主導
VoiceTechによるコミュニケーションの変革を促し、「昨日のありえないを、明日のあたりまえに」が溢れる社会の実現に向けて邁進中
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
メタバース上でのコミュニケーションの活性化です。2026年には25%の人が1日1時間以上をメタバース上で過ごすと言われており、新たなコミュニケーション領域として存在感を増していくと考えています。メタバース上でのコミュニケーション手段は間違いなく音声が主役。ヘッドマウントディスプレイ(将来的にはデバイスも進化すると思いますが)を着けながらキーボードやマウス、タッチ操作する絵が想像できますか?音声が溢れる未来に向けて邁進してきます。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
音声認識や自動翻訳の技術の高まりによって、言語が分からなくても外国の方とコミュニケーションが図れるようになってきています。また、脳波を文章に変換するAIの開発も進んでおり、それによって口や身体の自由がきかない方との意思の疎通が期待されています。 年齢や性別、国籍などを問わず、全世界の人と不自由なくコミュニケーションを取ることのできる社会の実現に向け、テクノロジーにかかる期待はますます高まっていくと考えられ、その動向には興味持って注視しています。
ご視聴いただく方へのメッセージ
アドバンスト・メディアは、水や空気のように音声認識が生活やビジネスシーンに根付き、いつでも、どこでも、誰もが、声を味方にできる社会の実現を目指しています。 コミュニケーションリソースとして今や無くてはならないものとなりつつある音声認識。その技術の進化はどこまで進むのか。ご興味のある方はぜひご視聴ください。

橋谷 義典 氏

クオンタムリープ株式会社
代表取締役副会長
1982年東京大学卒業後ソニー入社。 ソニーヨーロッパファイナンス代表取締役社長を経て、2000年ソニーCEO(当時 故出井伸之氏)室長に就任。 ソニーグループのブランドマネジメント、総務、IR、広報、CSRの責任者を歴任後、 2017年ソニーと電通の合弁の広告代理店である株式会社フロンテッジ代表取締役会長就任。 2020年よりクオンタムリープ株式会社 執行役副会長に就任。2022年6月より同社 代表取締役副会長に就任。
その他、株式会社Ubicomホールディングス 取締役(社外)や株式会社NSFエンゲージメント エグゼクティブアドバイザーを務める
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
日本の復活には、ベンチャーが元気になり、そのベンチャーの力を既存企業が活用していく必要がある。そのためには、ベンチャー側と既存企業の間のコミュニケーションを通じての相互理解が必須。ベンチャーと既存企業のWIN WINの関係を作ることに貢献していきたい。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
コミュニケーションは人間に必須の機能であり、テクノロジーはその機能を拡張するツールです。人間の機能を拡張するツールであるという発想からは、メタバースとブロックチェーン技術の掛け合わせがどのような機能拡張(人間が出来ることが増える)がおきるのかが気にになっていますし、新しい事業が起きる予感がしています。
ご視聴いただく方へのメッセージ
コロナと国際情勢の急変から、コミュニケーションの前提条件に大きな変化が生じている。特に日本においては遠隔医療やテレワークなど、反対意見から、普及が遅れていた領域の進展もある。デジタル化だけではなくVR/メタバーズ/ブロックチェーンを使って、出遅れていたからこそ出来る、日本発の新しいソリューションを創り出してほしい。

國光宏尚

株式会社Thirdverse / 株式会社フィナンシェ
代表取締役CEO
1974年生まれ。米国Santa Monica College卒業
2004年5月株式会社アットムービーに入社。同年に取締役に就任し、映画・テレビドラマのプロデュース及び新規事業の立ち上げを担当する。
2007年6月、株式会社gumiを設立し、代表取締役社長に就任。
2021年7月に同社を退任。
2021年8月より株式会社Thirdverse代表取締役CEOおよびフィナンシェ代表取締役CEOに就任。
2021年9月よりgumi cryptos capital Managing Partnerに就任。

石井 基章

ソフトバンク株式会社
法人事業統括
プロジェクト推進第二統括部 統括部長
兼) クラウドボイスサービス部 部長
現在、デジタル音声サービス(コミュニケーションDX)の商品企画・開発、全国展開に活動中。 前職含め音声の世界に25年従事。ITUT/TTCやIETFなどグローバルな標準化委員会も務め、関連する著書の執筆あり。 事業の一方、スタートアップや事業提携に向けた出資も務めており、日本のデジタル音声発展に注力もしている。 個人では、フル電動自転車やLUUPなど、自ら実証実験に参加し、日本の高齢化を救うモビリティ社会について、取り組んでいる。 「コエ」同様に、シニア層における衣食住を支える共通したデジタルインタフェース、デバイスを追い求めています。 モットーは 「何事も打席に立たなければ、始まらない」、 好きな言葉は「つなぐ」です。

加藤 芽奈 氏

EY Japan株式会社
Client Technology Hub
ディレクター
2022年からClient Technology HubのLeaderとして開発専門組織を率いる。テクノロジーを活用し、新規ソリューション開発およびグローバルアセットのローカライズと導入を推進。先進技術を用いたデジタル化や、メタバースを含む新規ビジネスの支援をしている。前職はSony Interactive Entertainment社にて、ハードウェア及びソフトウェアの数多くのプロジェクトとビジネスデベロップメントをリード。ゲーム制作スタジオにおける商品企画、開発、グローバルビジネスマネジメントの部門長として従事。長く携わっていたクリエイティブな領域とビジネスデベロップメントの領域における経験を元に、プロダクトやデザイン思考を取り入れたテクノロジーとビジネスのシナジーを生み出す取り組みを行っている。
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
個人的にはDE&Iはこれからの時代において非常に大事な要素となると思っています。多様性を認める事によって実現できる差別化。その中核にあるコミュニケーションは常に変革していき、テクノロジーはそこで重要な役割を果たす事になります。その新しい形とイノベーションの一端を担えればと考えています。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
Web3とMetaverseに大変興味を持っています。テクノロジーとしてはNFTやブロックチェーンですが、それを使った仮想空間が持つポテンシャルにとても惹かれます。デジタル空間で創生される新しい価値、新規ビジネスが立ち上がり、エコシステムが出来上がり、コミュニティーが形成される流れは非常に大きな可能性を持ち、そこにはWeb3の技術とそれらのイノベーションが鍵となると思っています。これからどう進化していくのかが楽しみです。
ご視聴いただく方へのメッセージ
メタバースを始めとする仮想空間は土台となる技術と創造性を駆使し、さまざまなイノベーションの可能性を秘めています。その新しいエコシステムとビジネスを動かすためにはコミュニティーとなり営みを行う「人」が必要になります。その人が何を求めてそこに来るのか、何に惹かれて居続けるのか。それをひもとく鍵になるお話を皆さまにお届けできればと思います。

加藤 直人 氏

クラスター株式会社
代表取締役CEO
京都大学理学部で、宇宙論と量子コンピュータを研究。同大学院を中退後、約3年間のひきこもり生活を過ごす。2015年にVR技術を駆使したスタートアップ「クラスター」を起業。2017年、大規模バーチャルイベントを開催することのできるVRプラットフォーム「cluster」を公開。現在はイベントだけでなく、好きなアバターで友達としゃべったりオンラインゲームを投稿して遊ぶことのできるメタバースプラットフォームと進化している。経済誌『ForbesJAPAN』の「世界を変える30歳未満30人の日本人」に選出。 著書に「メタバース さよならアトムの時代」(集英社/2022年)
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
クリエイターがちょっとした「面白いもの」や「自分の作りたいもの」を作って誰かに見てもらう、それに対して感謝の気持ちとか小さい喜びとか、何かが巡る。この気持ちがたくさん積み重なって、いろいろな幸せが生まれたり、クリエイティビティが底上げされるような世界を目指しています。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
「言語」に関連するテクノロジーに関心があります。バーチャル上で日本語圏と外国語圏の人が入ってくるわけで、どうやってシームレスな体験にするか。デジタル空間上なので、システム的に言語の壁を下げる仕組みを作るのも考えられますし、今後のglobal展開における課題の一つと考えています。
ご視聴いただく方へのメッセージ
実際にメタバースプラットフォームを運営している立場にいるからこそ得られた情報や知見をお話できればと思います。 このディスカッションをきっかけとして「メタバース」とは何か、そして日本がこれからどんなふうに「メタバース市場」で存在感を発揮できるかなど、ぜひ様々な視点で考えていただけたら幸いです。

椎名 茂 氏

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
テクノロジー・コンサルティング 外部顧問
慶應義塾大学理工学部を卒業後、NECにてAIの研究に従事。大手コンサルティングファームの日本代表を歴任した後、Web3企業を立ち上げCEOを務めている。 本業の傍ら、慶應義塾大学理工学部の訪問教授、日本障害者スキー連盟会長も務める。
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
場所、言語、障害、関係なくいつでもどこでも誰とでも安全に気兼ねなくコミュニケーションが取れる世界。 Web3によって新たなミライを創造していきたいと考えています。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
ブロックチェーン、NFT、DeFiといったWeb3系のテクノロジーに特に興味を持っています。 テクノロジーそのものだけでなく、テクノロジーによって生み出される新たな経済圏の創生や育成方法。 このあたりの領域はまだまだ発展途上であり、いろんな可能性を秘めていると感じています。
ご視聴いただく方へのメッセージ
メタバース、Web3といった新しい世界は、テクノロジーのみならず新しい経済圏を構築することで、新しい価値を享受することができます。 現状、何が実現できていて何が課題なのか、また将来はいったいどういう世界になっていくのか? このあたりを皆さんと楽しくトークできればと考えています。

西尾 素己 氏

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
ストラテジック・インパクト パートナー
幼少期より世界各国の著名ホワイトハットと共に互いにおのおののサーバーに対して侵入を試みる「模擬戦」を通じてサイバーセキュリティ技術を独学。 2社のITベンチャー企業で新規事業立ち上げを行った後、 国内セキュリティベンダーでAndroidアプリから官公庁の基幹システムまで幅広い領域への脅威分析と、未知の攻撃手法やそれらに対応する防衛手法の双方についての基礎技術研究に従事。CODE BLUE 2015ではiOSに存在する未知の脆弱(ぜいじゃく)性と世界初となる外部ガジェットによるiOSマルウェアの検知手法について学生枠を除く最年少として登壇(その後特許取得)。大手検索エンジン企業、米系コンサルティングファームを経て2019年にEYへ参画。2022年、最年少パートナーへ就任。国内外の安全保障系シンクタンクでも活動。
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
アンコンシャス・バイアスを撤廃し、心理的安全性を担保したコミュニケーション環境を等しく整備すべく、DE&I(ダイバーシティ(Diversity)、エクイティ(Equity)&インクルーシブネス(inclusiveness))に取り組んでいます。あらゆる「差」を撤廃し、多様性を認めることで他のファームにはできない価値提供をすることで、他社との差別化を図り、結果として人材の獲得にも寄与すると考えています。また、リモートワーク時代の急速な到来により、チームのコミュニケーション方法が変化する中で、いかにBeforeコロナ時代に行ってきた雑談やアイコンタクトなどによる情報共有を復帰させるかが課題です。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
ClubHouseが熱狂するかに見えてすぐに消えてしまったというのが今でも印象的です。ユーザーは雑多な情報の共有を求めていることは確かですが、これをいかにデジタル空間で実現するかが鍵だと思います。ClubHouseにVR技術を付加して本格的なメタバースにしてリリースしていたらどうなっていたのかと言うのは個人的に気になる部分です。
ご視聴いただく方へのメッセージ
私の専門であるサイバーセキュリティの観点からメタバースを考えれば、デジタル資産がブロックチェーン等の技術により台帳管理されることできちんとデジタル空間で価値を持つようになれば、確実にサイバー犯罪者はその資産を狙ってくると予測できます。情報漏えいなどのニュースを毎日のように目にする現代ですが、メタバース時代のそれは重大さが桁外れであると言えるでしょう。メタバースを安全に普及させるためにどのような取り組みが必要なのかなどお話しようと思いますのでぜひご参加ください。

中野 英祐 氏

株式会社CyberMetaverse Productions
事業責任者
2012年株式会社サイバーエージェント中途入社。 営業としてマネージャー、エグゼクティブアカウントプランナーを経験し、2019年より広告事業本部クリエイティブ部門にて部門責任者としてサイトにおけるユーザー行動などクリエイティブ設計を担う。 現在は株式会社CyberMetaverse Productions事業責任者として従事。

寺田 健彦 氏

ax株式会社
代表取締役社長
コンピュータグラフィック技術の黎明期にクボタコンピュータ社に入社しグラフィックスライブラリの開発を担当。その後、シリコンバレーで急成長していたベンチャー企業であるシリコングラフィックス社(SGI社)にてハイエンドCG事業に従事。 2000年にソフトウェアをメインに活動するため、SGI社から仲間と共シリコンスタジオ社を設立して独立。2008年に同社の社長に就任。ゲーム業界向けに世界最高峰のシェーダ技術を有するゲームエンジンの開発。人材事業やゲーム開発事業、映像制作事業など複数の事業を立ち上げ、会社を300名規模の会社に成長させて東証マザーズに上場。 2019年にアクセル社と共にax社(エーエックス社)を設立し社長に就任。「あらゆるデバイスにAIが載る未来」の実現を目指し、世界最高水準のAI開発環境「ailia」(アイリア)を筆頭に様々なAI関連サービスを提供している。
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
言語の違いや場所の制限などのコミュニケーションを難しくさせていた原因を、最新のAIを活用してより円滑に出来るような社会を実現していきたいと思います。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
自然言語処理、自動翻訳、3Dアバター生成技術、カメラ画像からのモーションキャプチャなど、AIによって劇的に進化したテクノロジーに注目しています。
ご視聴いただく方へのメッセージ
最新のAI技術の進化は目覚ましいものがあります。メタバース空間上でのコミュニケーションに使える様々な技術をご紹介する予定ですので、ぜひ楽しんでみていただけたら幸いです。

冨田 光欧 氏

ANA NEO株式会社
代表取締役社長
【ANA NEO株式会社】 メタバース空間を活用した未来のライフスタイルを企画・開発し、バーチャルとリアルを融合したサービスを提供する会社として2020年8月に設立。まずは、旅から始まるメタバースとして、京都や海外の各デスティネーションを開発しており、ANA GranWhaleのサービスを今年度中に開始する予定。
【冨田光欧】 1962年生まれ、1987年大阪大学大学院卒業。 同年、ANA(全日本空輸(株))に入社。 ANAのネットワーク戦略、アライアンス戦略をリードし、ロサンゼルス、シンガポールに駐在、海外エリアをマネージメントする経験を有する。2020年ANA上席執行役員マーケティング室長からANANEO設立と同時に代表取締役に就任。顧客満足をリアルの世界から体現してきたノウハウをバーチャルの世界に活かし、5G時代の新たなエアラインビジネスに挑む。
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
リアルとバーチャルが融合、連携した世界の提供を構想しています。全世界のデジタルネイティブと呼ばれるZ世代はオンラインの時間がオフラインより長くなっていると言われていますが。今後SNSやオンラインゲームから発展、メタバースが生活において身近なものとなることが想定されています。そういった変化していく環境や価値観の中で我々の生活を支える医療や教育、行政などの分野ともバーチャルで連携し、バーチャルの世界がリアルの世界を充実させるものとして共存し、架け橋となるような世界を作っていきたいと考えております。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
メタバース空間における滞在時間が増え、VRゴーグルやスマートコンタクトレンズも進化する中、教育シーン、ビジネスシーン、プライベートな交流シーンにおける非言語的情報が、現在のオンラインと比較した場合、いかにコミュニケーションにプラスに働くのか、また、この非言語的情報を言語的情報に重ね合わせることで、いかにより豊かなオンラインコミュニケーションが実現できるのかが気になっております。
ご視聴いただく方へのメッセージ
ANA NEOが提供予定の「ANA GranWhale」は、世界の素晴らしい旅先や文化をVR技術によって再現することで、後世に伝承しながら、安全・快適に楽しんで頂けるメタバース旅行サービスです。地域創生や地産外商等のSDGsビジョン、デジタルツイン社会、NFTやWeb3.0時代に向けて、サービス共創、V-TRIPアライアンス、ビジネス提携という形で幅広い業界のパートナーとの提携を進めております。

吉田 和友 氏

NECネッツエスアイ株式会社
ビジネスデザイン統括本部 ビジネスデザイン戦略本部
本部長
NECネッツエスアイのワークスタイル変革を牽引するリーダー。 1989年、NECシステム建設(現:NECネッツエスアイ)に入社。2007年にはイノベーション創発を目指し自社のオフィス改革に取り組み、以来、自社の働く場、働き方、デジタル技術を活用した業務プロセスの変革、これからの企業と社員の関係の在り方、企業改革を推進。 2019年には社員が仕事に応じて働く場所を柔軟に選択して働く「分散型ワーク」のコンセプトを企画立案し、リモートワークを前提としたコミュニケーションの在り方、仕事のやり方を自社に導入。 2021年には自社の新たな働き方として、リアルオフィスとバーチャル環境を融合させたハイブリッドワークの社内検証に着手。現在はプロジェクトをベースとした自律分散型の働き方、ビジネスメタバース構想の設計に挑み、組織を超えて志でつながり新たな価値創出や課題解決に取り組む創発環境の実現を目指している。
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
「明日のコミュニケーションをデザインする」当社のコーポレートメッセージです。新型コロナ によってこれまでのコミュニケーションは大きく変わっていると考えています。そして新しい コミュケーションを変えていくのがDXの力だと思います。時代の変化に迅速に対応する為に、新しいプロセス、マネジメント、コミュニケーションデザインを描き、これからの時代の組織、個人と企業の関係性を再構築する働き方改革を提供したいと考えています。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
"メタバースが提案するXR技術、デバイス、Web3.0のテクノロジーは新しいコミュニケーション プラットフォームを構成する重要な要素です。リアルとバーチャルを融合し、企業を超えた新しい共創、組織の運営の形も変えていく可能性があると考えています。"
ご視聴いただく方へのメッセージ
これまで当社では様々な働き方改革にチャレンジしてきました。その中でリアルとデジタルを 融合したハイブリッドワーク環境はこれまでのコミュニケーションのあり方を大きく変えると考えています。そして新しいデジタル技術で構築されるコミュニケーション環境は企業間のビジネス共創も生み出す可能性があるのではと考えています。是非皆様と一緒に考えていきたいと思っています。

森本 典繁 氏

日本アイ・ビー・エム株式会社
常務執行役員 最高技術責任者 兼 研究開発担当
1987年入社後、メインフレームやPC用のディスプレイの開発を担当。1995年、米国マサチューセッツ工科大学への留学、MIT Media Labでの研究員を経てIBM東京基礎研究所に転入。2006年に米国IBMワトソン研究所赴任、2008年グローバル研究戦略担当に就任し、世界の10以上の地域で新規基礎研究所設置の為の評価や計画を立案。2009年にIBM東京基礎研究所所長に就任。2015年にIBM Asia Pacificに転出し域内10か国を統括するChief Technology Officerを担当。2017年に日本に帰国し、執行役員 研究開発担当に就任、2020年に最高技術責任者を兼任。2021年より常務執行役員 最高技術責任者 兼 研究開発担当。 SMBCグループ・テクノロジー・アドバイザー、至善館大学特任教授、経済産業省半導体・デジタル戦略検討会議メンバー、ほか。
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
コミュニケーションに限らず、近い未来の社会においては、多くのシステムやデバイスがAI等の技術により高度に自動化、自律化されます。そのため、そこで行われる全ての意思決定や判断は、効率性や経済性を追求するだけでなく、システムとして公平、透明でかつ説明可能でなければならないと考えています。我々は、先進的な技術を使ってこのような事が実現される社会を目指したいと考えています。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
1990年台に勃興したインターネットは、30年を経過して第3世代(Web3.0)に入りました。この世代の中心となる技術はまだ確定してはいませんが、その発展の方向性は、人間による介在を減らし、システムやデバイス同士が自律的に通信し、高度化したAIが多くの判断を自動的に行う事になると考えています。また、近い将来に、暗号資産、NFT、メタバース空間等を安心して全ての人が使い、その利益を享受できるような技術の発展に注目しています。
ご視聴いただく方へのメッセージ
未来は予測が難しいものではありますが、過去の技術の発展の歴史を正しく理解し、現在存在する技術のシーズを元に深く思考すれば、技術の可能性についてはある程度予測することが可能です。そして、そこから、技術が社会に与える影響を考察する事によって、それぞれの業界や領域における未来はある程度見えてくるものと考えています。ご視聴の皆さんも、是非それぞれの未来を想像してみてください。

佐藤 一雅 氏

ジャスミー株式会社
代表取締役
ソニースタイルドットコム㈱代表取締役社長、ソニーマーケティング㈱執行役員兼ソニースタイルカンパニープレジデント、ソニースタイル・ジャパン㈱代表取締役社長兼ソニーマーケティング㈱執行役員、ソニー㈱クリエイティブセンター長、株式会BJIT代表取締役社長などを歴任 2016年4月に当社取締役、2018年11月に当社代表取締役社長に就任
コミュニケーション領域において目指しているものを教えてください。
第4次産業革命における働き方改革やコロナ禍などによって日本のリモートワークが急速に拡大しました。コンタクトセンターも労働集約的な職場からリモートワークや時短勤務などへのシフトが進みつつありますが、同時にデータ漏洩リスクも増大しております。 弊社はリモートワークやコンタクトセンター領域において、BlockChain技術と弊社独自の分散技術を使ったセキュアなリモートワーク環境のご提供を提要してまいります。
最近気になっているテクノロジー(コミュニケーション領域で)について教えてください。
今まで分散技術を使った新しいコミュニケーションを追求してまいりました。その中で特に個人がそれぞれお持ちの個性ある情報をプラチナデータと名付け、いかに自身のものとして積極的に活用いただける環境を構築できるかを考えたパーソナルデータロッカーという技術を発表しております。この技術領域にシナジーのありそうなエッジAIを使ったAgent機能の開発やIoT機器をワンステップでセキュアにするチップやモジュールなどに興味をもっております
ご視聴いただく方へのメッセージ
私どもは、まだまだ未熟で成長過程の端緒についたばかりの会社ではありますが、日本発のプラットフォーマーとして、世界中のより多くの方々の生活を豊かにすることを目指すだけでなく、なかなかビジネスの目が行き届かない方々にもご満足いただけるソリューションを提供するという志は、どの企業にも決して引けをとらないと思っております。